装置の紹介[NPF]

【NPF065】顕微レーザーラマン分光装置(RAMAN)


名称 【NPF065】顕微レーザーラマン分光装置(RAMAN)
メーカー Thermo Fisher Scientific
導入年月日 2010-03-01
仕様 サンプルにレーザーを照射し、ラマン効果による散乱シフトスペクトルを解析して、試料の分子構造や未知物質の同定を非破壊で行う装置です。
コンフォーカル機能を搭載した光学顕微鏡システムとの組み合わせにより、高分解能な微小領域解析が可能となっています。
また、励起レーザー、フィルター、グレーティングがスマートコンポーネントになっており、2種類の励起レーザーの変更が容易に行えます。
オートステージ搭載により、X-Yと深さ方向のラマンマッピングが可能です。

・型式:DXR-Raman Microscope
・励起光:532nm(高輝度DPSS)、780nm(高輝度ダイオード)
・測定波数範囲:50-3300cm-1
・スペクトル分解能:
 フルレンジグレーティング;5 cm-1
 高分解能グレーティング;3 cm-1
・最高空間分解能:1umφ[使用レーザーの回折限界による]
・コンフォーカルによる深さ分解能:2um~
・XYオートステージ:(可動範囲;76mm×100mm程度、0.1μmStep)
・X-Yと深さ方向のラマンマッピングが可能
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